飾り棚【檜古材】
ようやく梅雨らしくお湿りが山の木々や土を潤し始めています。
御祖父母様のお宅が壊されるに伴い、柱材と床板材をお持ち頂き、幾つかご要望をお聞きし作らせて頂きました。
当初はサイドテーブルをご希望でしたが、飾り棚の中にサイドテーブルも組み込み飾り棚の一段として見立てる事を提案させて頂きました。
コーバにも何度か足をお運び頂き、色味も決めました。
ケヤキやチークのような黄金系の色味のご希望でしたので、なるべく近づけるべく柿渋と顔料で色をのせました。
左は10年前に作った飾り棚です。背面の古材を生かす為に作りました。地場の杉と檜を黒く色をのせています。板組です。
丈夫で立体感も出ますし今回のも含め最近は框組が多いです。
川崎市宮前区のNさま、永らくお待たせしてしまいましたが、ありがとうございました。
コメント投稿