上棟
昨日、無事に新コーバを上棟する事が出来ました。
ご協力頂きました各位に御礼申し上げます。
一年以上の打ち合わせと何度も改訂される図面を見て、完成予想図は頭の中にあった
実際には傾斜地の為、平地になった感じも、高さがどのあたりにくるのかも建物のスケールさえもピンと来ていなかった
設計士さんが私の要望を聞き、何度も何度も私の居ないところでも打ち合わせやシミュレーション、問題の洗い出しをしてくれていた
私は新しいコーバの事を毎日想い、日々の仕事をこなしていた
棟梁も若い職人も目の前にある材料を手に取り、担ぎ、黙々と各自の仕事をこなした
太陽が西の山の端に差し掛かった頃、棟梁の姿は黒く影になり、棟があがった
逞しい骨組みはそれ同士が組み合う事で強度を増し、雨風から私を守り、私の生活そのものを支えてくれるはずである
私もまた、人の生活を支えられるタフな家具をこれからここで作っていきたいと思う
家具という一生物を作る、私の一生物がもう少しで出来上がる
コメント(2)
泣きそうになったやんか。おめでとう。
ありがとうございます。
身に余る立派なコーバが出来そうです。先輩のとこにも遊びに行きたいですが、当分馬車馬のように働きたいと思います。いつの日かお互いゆとりのある身になりたいものですね
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