「山苞」展終わりました


日曜日をもって、10日にわたる初めての個展、無事に終える事が出来ました。


ご協力頂いた皆様、足をお運び頂いた皆様、お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました。


初の個展という事で、当初は手持ちの材料をひっくり返して、色々と作れるような気もしていたのですが、やはりそう沢山は作る事が出来ませんでした。流れる川のように確実に時間は過ぎていきました。


だいぶ流れにのって下流に下ってきているのは感じつつも焦って形にする事よりかは、流されつつも、粘って探っていくような過程に時間を割いていたように感じます。


様々な焦りを感じ、その焦りを明確に打ち消してくれるものがない中で、展示を迎えました。お客さまの率直な感想を聞けた事で今後の製作に指針と少しの自信を得られました。


また向き合う地元の木と求めてくれる方があり、そういったつながりをこの10年間で得られた事を有り難く感じています。


3年前に地元の書家の先生が求めて下さった桜のスツールと今回求めて下さった桜のコーヒーテーブルと


ご高齢の書家の先生が仰りました。
「私も頑張ります、お互い頑張りましょう」
背筋を正さずには居られませんでした。
ただただ変わらず愚直に木と向き合い続けたいと思います。

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